2018年3月14日水曜日

カカオ100%は、ご勘弁。その15。


ターニングポイントかもしれません。

「お試しで、一緒に住んでみる?」

昨日のデートのことでした。燻る思いは憂い募らせモードの私を覚醒させたのは、上記の谷崎さんのお言葉でした。

その時の私と谷崎さんといえば、谷崎さんのご自宅で、お酒とおつまみを片手に、某お笑い番組のDVDを観ながら、ひたすら大爆笑していました。Love so sweetな雰囲気とはまるでかけ離れていて、特に谷崎さんに至っては、寝そべりながら自身のお尻を掻いているという、なんとも言えないリラックスモードっぷりでした。かくいう私も、そんな感じで。彼氏のお部屋でおうちデートというコンセプトなので、部屋着のプリングルスTシャツを着た完全オフモードではないとはいえ、ビール500ml缶を2缶を開けて、スルメをかじっていたので、心構えは最高のLadyとは程遠く、乙女心が湿気っていました。

そんな、時です。

「1週間、一緒に住んでみない?」

もしかしたら谷崎さんは、胃もたれ必須全マシ覚悟、ラーメン二郎に挑むような重めの心境で、私に切り出したのかもしれません。しかし、芸人さん方の笑い声や野次が飛び交うこの雰囲気のど真ん中にいる私には、当初谷崎さんのお言葉が、「今日の夜、カレーでいいかな?」的な感じの軽さで、鼓膜を、脳内を、あっさりとすり抜けていきました。

そういうわけなので、瞬時に理解し噛み締められるはずもなく、「…え?突然何言ってんの?」と思わず眉を潜めてしまった気がします。

おそらく時間にすると、ほんの少しの間だったと思いますが、お互い暫く言葉が出ず、随分長い沈黙を共有しました。言葉を選んで発せない私たちの間を、何度も何度も芸人さんの張りのある声だけが、往復していて。会話がなくなり、外野の音だけが鳴り響いている空間に身を置いていることで、ようやく私は、谷崎さんの言葉が、少なくとも軽いものではないのかな?と自覚し始めました。

でも同時にこの間のように、先走った自惚れと期待、そして自意識過剰に、もう絶対、狼狽えてショックを受けたくありませんでした。私は努めて、どんなことにも動揺しないように、己を律しました。

「お試しで、一緒に住んでみるのもいいかなと思って。お互いの生活スタイルがわかるし」
「どうして急に…?」
「真面目に今後のことを考えようと思ったから、まず期限を決めて一緒に生活してみたいなって。ふみよちゃんがよければね」
「…」
「一週間じゃわからないかもしれないけど、俺一人暮らし長いから、いきなり一緒に長く住むのは、自信ない。まずは一週間がいいかなって」
「…」
「考えてみて」

そう言われたのが、昨日です。

ブログランキングに参加しています。応援していただけると嬉しいです。
にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ

  

0 件のコメント: