2017年4月27日木曜日

そんなヒロシに泣かされて。照焼さん。その6。


かっこいい横文字に悩んだ、1時間半でした。

「女性と出会う機会には恵まれている方ですが、40歳になるのを機に、更に視野を広げようと思って、結婚相談所に入会したのですが」
「ええ…」
「なかなか難しいですね。自分を受け入れてくださる女性に巡り合うのは」
「…」
「まあ…お互いゴールを目指して励みましょう」
「はい」
「ではそろそろこれで。本日はありがとうございました」
「こちらこそ。本日はご足労頂きましてありがとうございました」
「ここは私にお任せください(サッと華麗に伝票を手にしてくださいました)」
「とんでもないです!」
「いえいえ。ご馳走させてください」
「…ご馳走してくださり、ありがとうございます」
「ああそうだ、余計な言葉だとは承知の上ですが」
「?」
「明確なビジョンを持たれてお仕事された方が、宜しいかと思いますよ。その方が今後、より良い出会いがあるのではないかと思います」
「…」
「頑張ってくださいね。では失礼」
「…本日はありがとうございました」

グッとこらえて照焼さんの言葉を飲み込んだ私は、振り返ることもなく無表情で去っていく照焼さんの背中を見送りました。どうしてだかわかりませんが、色々振り返ると、目尻の奥で涙が溜まりそうになりました。

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