2017年2月28日火曜日

変態三割増しかもしれない私。その4。


デート前夜、突如、「遠足が楽しみすぎて眠れない小学生現象」を発症してしまった私は、一睡も出来ませんでした。

これまで何度も谷崎さんとお会いしているにも関わらず、彼女という立場を得て、初めての正真正銘のデート当日迎えた私は…本気で緊張していました。

自身の高ぶった心拍数の所為か、起床直後から何故か目眩と手足の痺れで悩まされましたし、もちろんお腹は下り、普段以上にお手洗いにお世話になる始末でした。ビール工場で飲酒予定でしたので、酔い対策のため、朝食をきちんと食べようと思い、前日に色々と作っておいたのですが、結局食べられず、無理やりヨーグルトを流し込むのが精一杯でした。

世の乙女たちは、デート当日は毎度、動悸で目眩や手足が痺れたり、お腹を下したりするのか…。デートってなかなか命がけなんだな…。

本当に、こう思いました。デート前から体調に異変が出るのですから、谷崎さんにお会いした瞬間、私の容体は瀕死状態になるのではないか…。あまりに不安だったので、気休めですが、命の母ホワイトを服用し、バッグに私の安定剤である、おにぎりと、男梅のキャンディーとほし梅を忍ばせました。

カジュアルながらもフェミニンな服装を心がけた私は、待ち合わせ場所である某駅に向かいました。この頃、季節は秋。トレンチコートで体型を隠せることと、比較的涼しかったので、汗を大量にかく心配がないなと安堵したものです。ですが一応、これ以上谷崎さんに、メンズビオレシートを頂くわけにはいかないので、ビオレさらさらシートを用意しておきました。

「ふみよちゃーん!」

某駅の待ち合わせ場所に到着した瞬間、谷崎さんにそう名前を呼ばれました。ラインでは既に「ふみよちゃん」と呼んで頂いていましたが、これまで「ふみよさん」だったのに、改めて面と向かって「ふみよちゃん」と呼ばれると、きゅんっとした謎の感情で、胸が抉られました。やっぱり、名前にちゃん付けは、破壊力ヤバいですね。

「お待たせしてしまって、ごめんなさい」
「全然待ってないっすよ。まだ待ち合わせ時間まで10分以上ありますし」

この待ち合わせ定番のやり取り!ずっとやりたかった!

「じゃあ早速ビール工場、行きましょうか!俺電車で遠出とか、超久しぶりっす。普段しないんで」
「私もですよ」
「あ、俺おやつ買ってきたんで。後で食べましょう」

そうおっしゃって谷崎さんが取り出したのは…男梅のグミ。

思わず「私も!男梅のキャンディーとほし梅持ってきました!」と言うと、谷崎さんは「マジすか!やっぱ俺ら超気が合うんすよ!これはヤバいっすね」とヤバいの連発。確かに私も、私と谷崎さんって結構気が合うのかもと思いましたし、谷崎さんが嬉しそうにおっしゃる「ヤバさ」を感じました。

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