2017年1月22日日曜日

お母さんは心配症。谷崎さん その25。


今度こそマジでリアルに、顔面から熱々アヒージョに突っ込みそうになりました。

いやいやいや谷崎さんよ、「ちょい挨拶したいらしいんで…いいっすか?」とか言ってる場合じゃないよね?普通ここは、私に悟られる前に、暴走しているお母さんに警告するところだから!お母さんの手綱を引くところだから!「お母さん、ふみよさんのことめっちゃ好きっぽいんで」とか言って電話を差し出してくるこの感じ、逃げ場なくなるヤツだからやめて!

という私の切実な心の叫びは、当然、谷崎さんに伝わるはずがありません。困惑と戸惑いの表情を浮かべながらも、「一瞬の挨拶だと思うんで!すみませんが、いいっすか?」と電話を私に差し出す谷崎さんに、私は苦笑いを浮かべることしかできませんでした。この時、谷崎さんとの魅惑のミッドナイトを、妄想するぐらいに、いい感じにほろ酔いだった気持ちが、一気に興醒め。息子のデート現場に電話で突撃してくるお母さんの目論見に、怯える次第となっていました。

谷崎さんの電話は保留になっているわけではないので、おそらくこの間の私と谷崎さんのやりとりは、電話越しのお母様に筒抜けだったでしょう。それに気づいた私は、最早ここでは滅多なことは言えないと悟り、諦めにも似た気持ちで覚悟を決めました。潔く谷崎さんから電話を受け取り、「お待たせして申し訳ありません。お電話代わりました、ふみよです」と言った途端…

「あら〜ふみよさん、こんばんは!ごめんなさいね、突然電話なんかしちゃって!息子がふみよさんに失礼なことをしてるんじゃないかって、心配になっちゃって!今日は息子と会ってくれて、本当にありがとね!大丈夫?息子が変なこと言ってないかしら?これからも息子のこと、よろしくね!」

といったことを、谷崎さんのお母様は延々と私にお話しされました。その間私は、「ええ」、「はい」、「とんでもないです」の3つの言葉のみを使用。谷崎さんのお母様の、早口で勢いがある口調に付いていくには、この上記の言葉を申すのがやっとでした。

「あら、ちょっと娘がふみよさんと話したいって言ってるんで〜代わりますね」
「え?!」

娘?!まさかのここで谷崎さんの妹さん投入?!

「こんばんは、はじめまして!兄がお世話になっております!突然すみません」
「こんばんは…こちらこそお世話になっております」
「兄が迷惑かけてませんか?結構うちの兄ダメなヤツなんで…」
「とんでもないです…」
「これからも兄のことよろしくお願いしますね!」
「とんでもないです…」

お母様の他に、まさかの妹さんにまで、よろしく頼まれてしまいました…。

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