2018年4月25日水曜日

ミセスは未定(仮)。その6。


真面目に聞いていないと怒られそうですが、マシンガンのように激しく捲し立てながらも、食べる手が全く止まらない妹に、私は心底感心してしまいました。

「確かにお姉ちゃんの気持ちもわかるよ?正直お姉ちゃんはブスだしデブだし、媒体の中にしか存在しないキャラに夢中すぎて引くし。女性としてどうなの?って思う言動も、結構ある」

「だから私だって、こんなお姉ちゃんを選んでくれたお姉ちゃんの彼氏に、すごく感謝しているし、もうこのまま是非ともお姉ちゃんを宜しくお願いしますって言いたい」

「お姉ちゃんの焦る気持ちは、本当にわかる」

「でも、相手の家が新興宗教だよ。ただ行くだけって言ってるみたいだけど、集まりに行くってかなりどっぷりだと思うよ。絶対結婚したら、お姉ちゃんだって入信を迫られるよ」

「悪いことばかりじゃないと思うけど、少なくとも新興宗教のいい話を聞かない。当事者ではない私たちには何もわからないけど、お姉ちゃんの幸せはない気がする」

「目先の幸せよりも、今後の将来を考えて」

私にここまで助言してくれる家族の存在は、本当にありがたく、私は恵まれています。

ミセスの大先輩である妹の言葉には重みがあり、ずっしりと私の心に浸透していきました。ただ、いくら妹にこう言われても、どうしても決断をする決定的な気力はまだなく、自分自身の中で答えを出すのが怖くて、掴みかけたミセスエンディングが遠のいていくかもしれないことが、心底切なかったです。年の離れた妹にここまで言われないとダメ私は、なんとも情けないです。

ちなみに妹と焼肉をシバいたことを機に、家族中に、私の血迷った言動(妹がこう名付けました)が、妹の手によって知れ渡ってしまいました。

私に彼氏がいるわけがないと思っていた兄には、当初、「本当に彼氏か?どうせ、ふみよの妄想彼氏リストの中の一人だろ?笑」と全然信じてもらえませんでした。

しかし徐々に信じる方向になってきた兄に、「残念だけどやめたほうがいい」と諭された後、「噂で聞いたことあるけど、熱心な人の中には、クリスマスや誕生日の行事を祝わない人もいるらしいよ?そういう価値観の人と一緒にいれる?」と言われ、私ははっとしました。そういえば谷崎さんには…クリスマスもハッピーバースデーも許されなかったっけ…(何故か谷崎母は、ハロウィンOKだったけど)。

両親は、やはり兄と同様、当初は私に彼氏がいることが信じられず、「この間やっていたゲーム話?随分現実的ね」と言われる始末。

しかし次第に本当だと理解したようで、父と母はとても複雑そうでした。兄や妹のように頭ごなしに否定することはなく、「ふみよのような子を選んでくださったのだから、すごく有難くて感謝しかない」と何度もそう口にしていましたが、それと同じくらい「結婚した後、あなたが一番つらいと思う」と心配もされました。

おそらく両親は、本当は真っ向から否定したかったと思います。「宗教なんてありえない」と、強く拒絶したかったはずです。

けれども、誰よりも結婚から遠い存在だった40手前のデブスの娘に彼氏ができたこと、一生一人で生きると思っていた娘がもしかしたら結婚するかもしれないこと、おそらくこの機会を逃したら娘には二度と結婚のチャンスがないだろう…と思うと、なかなかはっきり言えなかったのだと思います。

一番大事な家族に、こんなに迷惑や心配をかけてしまう結婚は、ダメですよね。

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