2018年4月16日月曜日

ミセスは未定(仮)。その3。


大抵いつも患者さん方から、「ふみよさんは、明るくて元気がいいね」とお言葉を頂戴する私が、今日初めて「元気がないね、どうしたの?」と言われました。

先日皆様に、谷崎さんの妹さんから私のスマートフォンに、不在着信があったというお話をしたかと思います。

あの後私は、度重なるひどい下痢と、派手に切れた痔の所為で、お手洗いと居間の往復を余儀なくされながら、「いい加減かけなおさないと、ますますヤバい空気になっちゃう」という焦りと、「バッキャロー!兄の恋路にどんだけ首突っ込むんだよ、ほっとけよ!!」という苛立ちなどの感情を抱えて、葛藤致しました。

葛藤しすぎて力の入れどころを誤り、更に痔を悪化させる失態を招くくらい、何ともお恥ずかしいですが、電話するかしまいかで悩みました。どんな偏見の目を浴びようとも、ドル箱上等精神で二次元にダイブする行動力はあるにも関わらず、肝心のことに関しては、なかなか意思が定まらない優柔不断な私ですが、最終的には覚悟を決めてリダイヤル。ウィスキーを飲んでいなければ、通話ボタンを押せなかったと思います。

数コール後、「あ、ふみよさん?」という谷崎さんの妹さんの声を皮切りに、通話が始まりました。

「ふみよです。お電話くださっていたのに、ご連絡が遅くなってしまいごめんなさい。仕事中で気付かなくて、すみません」
「ふみよさん!かけ直してくださってありがとうございます」
「今、お時間大丈夫ですか」
「はい!すみません、突然電話かけちゃって」
「いえ…」
「あの…兄から色々聞いちゃって」
「ええ…」
「いてもたってもいられなくなっちゃって、思わず電話しちゃいました」
「…」
「兄の言った通り、我が家はXX宗教(名は伏せさせていただきます)なんです。すみません、黙っていて。でも、兄や私が生まれた時から、既に我が家はそうだったので。それが普通だったんです。だから、特に何の疑問もありませんでした」
「…」
「別に、熱心に活動しているわけではないんです。ですが両親と一緒に、何度も活動の場に行ったことはありますし、今も行くことがあります。行っているというと熱心な感じですが、そうではなくて、昔から身近だったから何も考えないで行く…みたいなやつです。説明が難しいのですが」
「…」
「世間では、こういうことがおかしいと思われているのはわかっています。でも、おかしいことはしていないんです。例えが悪いですが、ちょっと町内会の集まりに行くみたいな感覚です」
「…」
「熱心な方の中には、勧誘活動に力を入れている人もいます。ですが我が家は、特に勧誘とかしません。入りたい人だけ入ればいいという考え方です。だからふみよさんが心配していることは、ないです」
「…」
「兄のこと、どうか見捨てないでください」

谷崎さんの妹さんは、私にこう絞り出されました。

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