2017年12月1日金曜日

それはちょっと困ります。その20。


 有名店のパンが…。

 「俺の家お皿ないんだよね。まな板の上にパンのせていいかな?」

そうおっしゃった谷崎さんは、私の返答を聞くまでなく、 私がお土産に購入した某人気店のパンを、年季が入りすぎて、ご臨終を迎えつつあるまな板の上に、盛り付け始めました。

それを見た瞬間、私は発狂しそうになりました。早朝から長時間並んで、何とかゲットした私の忍耐力が、一気に無駄になったような気がしましたし、感情が爆発しそうな原因の一番は、何故に黄ばんで息絶えつつあるまな板をお皿代わりにするのか…もう我を忘れて絶叫ですよ、私は。

「ちょっと待ってください!!!!コンビニで紙皿買ってきますから!!!!」
「え、いいよ。時間かかるし面倒だよ?」
「大丈夫っす!!!!そんなん余裕っす!!!!」
「時間もったいないから、ほら、食べよ?買ってきてくれてありがとう」

…泣いてもいいですか?…帰ってもいですか?…はっきり言っていいですか?

「あの…何故こんなにお部屋が汚いんですか?」

思わず、言ってしまいました。

何も完璧に清潔にする必要はありませんし、求めているわけでもありません。ここは私の我が家ではなく、あくまで谷崎さんのお宅ですので、私の価値観を押し付けるつもりもありません。もちろん、谷崎さんのマイルールに沿うまでです。

でも…幾ら何でも、この部屋はダメじゃね?

足の踏み場もない程ゴミや洋服が散乱した部屋、腐を産卵しつつある闇の匂い、無駄にコレクター癖を見せつけてくる大量の空ペットボトル、水や汚れがシャウトし過ぎて崩壊したシンク周辺、洗わないことでエコだと言いたげな黄ばみすぎた食器、見なくても絶対にわかる豪快な放出跡がこびりつきまくっているお手洗い、意地悪いカビ達の住処になっているお風呂、ほこりは自然に還る思考なのか掃除用具は一切なし…

せめて!最低限の!人間として尊厳を保てる的な!そういうモチベのある状態のお部屋でないと…人は招けないはずです。

「え?汚い?確かにちょっと汚れてるけど…」
「ごめんなさい。ちょっとではなく、私にはとても汚く見えます…」
「そう?それならふみよちゃんが掃除してくれると嬉しいな」
「…?」
「彼女に掃除してもらうのとか憧れてるんだよね」

この汚部屋を???何をいけしゃあしゃあと言ってんだよ、お前は!!!!

何故自分の部屋なのに、自分で掃除せず、彼女に頼むのでしょうか。彼氏の家を掃除する彼女…というシチュエーションは、媒体などで拝見したことがありますし、決して珍しいことではないのかもしれません。

しかし…私は頼まれても全く嬉しくもありませんでした。「彼氏のお家を掃除しているわ・た・し・♡」的な気持ちにもなりません。普通はなるのでしょうか?

目眩がしました。

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