2017年11月13日月曜日

それはちょっと困ります。その15。


やっぱり、シャットアウトされてしまいました。

「お互い頭冷やそうか」と言い残して、私の自宅から逃げるように立ち去ってしまった谷崎さんには、案の定、既読スルーの塩辛すぎる対応を受け続けていました。逆効果とはわかっているとはいえ、谷崎さんの主張から、それでも何かしらのアクションをすべきだと思った私は、例え返事がなくともラインを送っていましたが、完全に音沙汰なし。

もう最後の手段は、アポなし訪問しかありませんでした。谷崎さんに「結局俺が今日会いに行くまで、ふみよちゃんは来なかった」と言われてしまった手前、やはりここは谷崎さんに直接会いに行き、谷崎さんが望まれるように、アポなし訪問を実現すればいいのだと思いましたが、なにせ谷崎さんのご自宅を存じません。彼氏の自宅すら知らない私は、谷崎さんがおっしゃるように、「ドライ」で「余裕」があるのでしょうか。そんなつもり、全くないのに。

幸い最寄駅はわかりますので、私は平日休みの日を利用して、谷崎さんの最寄駅で待ち続けることにしました。いくら谷崎さんがアポなし訪問を望まれているとはいえ、待ち伏せだなんて、すごく気持ち悪いことをしている気がして、正直気が進まなかったです。これが大人のすることなのかなって、葛藤もありました。しかしこうでもしないと、谷崎さんに私の誠意をわかっていただけないでしょうし、こうでもしなければ、谷崎さんは私と向き合ってくれないと思いました。

幸い谷崎さんが利用される出口はわかっていましたので、すれ違うことはないだろうと思いました。谷崎さんが退勤される時間を狙い、19時頃から私は谷崎さんの最寄駅にスタンバイ。改札を抜けた先には究極なデブスがスタンバッているということもあり、利用されている方々からは厳しい視線やあざ笑う視線を投げかけられましたが、何とか耐えて待ち続けました。

「あれ…ふみよちゃん?」

そうして待ち続けること2時間。21時を過ぎた頃に、疲れた表情で改札を通る谷崎さんを発見。声をかけようとした瞬間、顔を上げた谷崎さんと目が合い、谷崎さんはとても驚いた表情で私の名を呼びました。

その時、私は感じました。谷崎さんが私を歓迎していない、ということを。

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