2017年10月1日日曜日

それはちょっと困ります。その1。


一度の食事で5合のお米平らげていた数年前よりは、はるかに乙女だと自負している私ですが、根底に刻み込まれているデブ思考の私では、正真正銘の乙女心を育めないのでしょうか。

職業柄、勤務時間が固定されていない不規則な生活を送っている私ですので、家族や友人知人に、色々とご心配される機会が多々あります。

先日夜勤を終えて帰宅した際、同じマンションの住民の方とエレベーターをご一緒したのですが、「朝帰りだなんてお忙しいのね〜」と含みを持ったお言葉でご心配頂きました。確かに、世間の人々が活動する時間帯に仕事を終えて家に帰るスタイルは、時には誤解を招きやすく、堅気ではない印象を受ける方もいらっしゃるかと思います。

しかし私は、結構皆さんが敬遠する夜勤が好きでして、積極的に夜勤をしております。そういうこともあり、これまで何度もご近所の方に、好奇心の目で見られたり、露骨に意味ありげな言葉を投げかけられることもあります。こんな容姿の私ですから、ご想像しているようなこととは一切ご縁はありませんと思いつつ、ファミリー層が多いこのマンションでは、致し方ないことなのかもしれません。

先日もいつものように夜勤に励んでいたのですが、この日は普段以上に忙しく、休む暇も食事をする暇もない程、次から次へとコールやその他業務に追われ忙殺されました。もう、久しぶりに疲れてヘロヘロでした。日勤の同僚たちが出勤し、ようやく交代になった瞬間、私は暫く動けずぼうっとする程疲れていました。

毎回ではありませんが、同僚たちと、夜勤明けに焼肉などの食事、もしくは朝から営業している居酒屋で飲むことが楽しみなのですが、この日はとても疲れていたので、そんな気分にはなれず、早々に帰ることにしました。疲れてはいたのですが、食欲だけは全開でして。特にジャンキーな脂っこいものが食べたくて仕方なかったので、「私は頑張ったんだから、疲れているんだから、今日は食べてもいい」と理由をつけて、ジャンキーな食べ物を買い込み、帰宅しました。

早く食べたい。獣のように貪りたい欲求に駆られていた私は、食べ物が詰め込まれた袋を抱えながら猛ダッシュで、エントランスに向かいました。しかしその時、とある男性の姿を目にして、即フリーズ。そう、何故かマンション入り口には、悠然と佇む谷崎さんがいらっしゃったのです。

ちょ…何でいるの??今日会う約束してたっけ??

どうやら最近私も、谷崎さんの口癖が移ってしまったのか、動揺する場面に遭遇すると、「ちょ…」が溢れてしまう傾向にあります。いるはずがない谷崎さんの姿に狼狽えた瞬間、一気に血の気が引き、心が尋常ではない程、不安定になりました。何とか胸に抱えているどか食いセット達が、私を人として保たせてくれていましたが、もしかしたら買い物せずに帰宅していたら、私は驚きで失禁していたかもしれません。

世間の休日である土曜日の朝とはいえ、ファミリー層が多く住んでいるマンションのエントランス前に寄りかかっている、オシャレメンズ系雑誌コーデを完コピした谷崎さんは、結構異様でした。明らかにこのマンションの住民ではないオーラが漂っており、ファミリー層には若干ふさわしくない、「チィース!」や「ウィース!」の空気。相当動揺していた私は、その空気に打ちのめされました。

「あ、ふみよちゃーん」

狼狽えていた私の姿に気付いた谷崎さんと目が合った瞬間、どか食いしようと思って購入したKFCやミスド、スーパーなどの袋を持っていた自分が、途端に恥ずかしくなりました。が、その反面、「ちょ…会う約束していないのに、何でいるの?」と、彼女として可愛くない思考を持ち合わせている自分もいました。

「仕事帰り?ちょっと会いたくなっちゃって」

普通の乙女であれば、こういうサプライズ系って嬉しいものなのですよね?

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