2017年2月20日月曜日

変態三割増しかもしれない私。その2。


大いに心境の変化に戸惑い、バラ色のため息を吐くのだろうなと思っていました。

お電話で谷崎さんと恋の契約を結び、晴れて彼氏ってヤツができた私でしたが、それといって特別、気持ちに大きな変動があったわけではありませんでした。それこそ、お電話を切った直後は、突如身の上に起こった、口頭での恋の契約に狼狽え、動揺と困惑で押しつぶされそうになり、からあげクンと油そば的なものを掻き込んでしまいましたが、その後お風呂で頭から冷水を浴び続けると、沸騰していた思考も落ち着き、すぐに正常モードに返り咲いた気がします。寝る間際に、気が早いですがシミュレーションを兼ねて、旦那カタログVol.3などを聴いて眠りにつきましたが、どうもピンと来ず、「このCDのように、谷崎さんと私は、糖度100%な関係になれるのだろうか…」と、冷静に自身に問いかける有様でした。

しかし、その私の乙女になりきれない心が変化したのは、翌朝谷崎さんから頂いたラインでした。

その日は日勤だったので、地獄の通勤ラッシュに揉まれながら電車に乗っていたのですが、苦しいラッシュをやり過ごすために、ラーメンの画像を検索して食欲を満たしていたところ、ラーメンの画像に被せるように谷崎さんから「おはよう!」とライン通知が来ました。

「今、出勤中です。これから会議が控えてるんすけど、うまくいくように頑張ります」
「今度どこで会うか色々考えたんですけど、ビール工場に行きませんか?」
「お互い仕事頑張りましょう。ふみよちゃんも、無理せずにね」

ふみよ…ちゃん…?

脳内で「ふみよちゃん」と呟いた瞬間、ちゃん付けで呼ばれた甘さの破壊力で、ニヤけ顏が炸裂しそうになりました。無意識に口元が際どく歪んでしまい、その上何故か「ゲヘヘ」という気持ち悪い笑い声を、混雑した車内で披露する始末です。たかだが名前にちゃん付けされただけで、まさかこんなに噛みしめる程の蜜度が、含まれているとは思いませんでした。

ちゃん付けされた程度で、胸熱状態にまで持っていける己の単純さに、我ながら飽きれる思いでしたが、これが特定の男を得た乙女の景色ってやつね…!と下品な笑みが止まりませんでした。

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