2017年1月25日水曜日

お母さんは心配症。谷崎さん その26。


よろしくって…何?

何これ?何で私はよろしくされてるんだっけ?さっきから何か谷崎ファミリーから、よろしくよろしく頼まれちゃってる感じだけど、よろしくって何?よろしくってなんだっけ?谷崎さんをあらゆる敵から守る…的な意味?谷崎さんのSP的な感じでよろしくってこと?

電話口で谷崎ファミリーから、よろしくお願いしますねのオンパレードを浴びた私は…汗が溜まった三段腹が痒くて仕方ありませんでした。無理してワンサイズ小さいスカートを履いてきた所為か、電話直後からウエストを圧迫する見苦しい腹肉周辺に、汗が噴き出し、情けないことに蒸れて痒くなるという、デブを語る上で絶対に欠かせない現象が私を直撃。更に谷崎さんの妹さんに、「今度うちに遊びに来てくださいね」というお言葉を頂いた瞬間、汗と蒸れがデリケートゾーンにも命中し、痒くなってしまいました。

谷崎ファミリーのよろしくお願いしますねと、腹肉およびデリケートゾーンを脅かす痒みともどかしさに翻弄されながら、何とか谷崎さんの妹さんとの電話を終えて、谷崎さんにそれをお返ししました。谷崎さんは視線で私に謝りながら、「ちょほんとマジやめろって」と妹さんと電話をされていましたが、どう見ても私にはその表情が「ちょほんとマジやめろって」と言っているようには見えませんでした。

「本当に、すみません」

どうやら私は最大限に動揺すると蒸れる傾向があるんだな…と思っていると、ファミリーと電話を終えた谷崎さんが、私にそう一言おっしゃいました。身体に多少のアルコールを投入したことで、痒みが治まりつつあった私は、谷崎さんの申し訳なさそうなお顔を見ていると、次第に「そういうご家族もいるんだな…」と冷静になりつつありました。

息子のデート中に、電話突撃してしまう谷崎ファミリーにはびっくりですし、本来であれば突撃すべきではないとは思いますが…こればっかりはご家族の方針ですので、外野がどうこう口を挟むべきことではないと思います。谷崎さんの謝罪に対して何と返答すべきか悩みましたが、「いえ、ご家族の仲がいいことは素敵だと思います」と無難な返答をしました。

「マジっすか?そう言ってもらえると、嬉しいっすよ」
「…(笑みを浮かべてやり過ごそうとする)」
「うちの家族、本当にふみよさんのこと好きなんすよ。特にお母さんは、この間ふみよさんに会ってから、すっかり大好きになっちゃって」
「とんでもないです…」
「俺もふみよさんのこと、本当に素敵だなと思っています」
「…え?」
「ふみよさんが良ければ、俺との関係を前向きに考えてもらえないすか?」

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