2015年9月16日水曜日

婚活サイトに捧ぐ。その3。


全力で、殿方にドスコイします!

無事にメンバー入りを果たした私ですが、写真を掲載するか…随分悩みました。別に、冴えないデブスがカメラを前にした途端、何故か奇跡の1枚を生み出す謎のテクを持っている、とか、フェイクを発動させて神がかかった写真を引き出せる…などの自信があるわけではありません。私の写真には常に闇がありますから。

殿方の貴重な時間を1秒でも無駄にさせないため、最初からありのままのデブスを晒しておくべきなのではないだろうか。そして、その上で私に興味を持ってくださった有難い殿方とのみ、交流を深める方が良いのではないだろうか…と真剣に考えました。しかし同時に、ラブゲームが始まる前に、不特定多数の殿方に自分を晒していいものなのだろうか…とネットの底知れぬ力が怖くもありました。

苦渋の決断の末、まずは写真を掲載しない方向で励むことにしました。殿方を騙すようで心苦しくもありますが、失うものが何もないデブスも、さすがに個人情報流失には敏感です。ただ、決して嘘はつかず、自分がデブだということは、プロフィールでしっかり曝け出していきます。

プロフィール登録で体力を消耗し切ったこともあって、本日は営業終了しようと思っていた所、ふとパソコンの画面を見ると、メールが来ていました。

リサーチによると、初回は1日限りのルーキーフィーバーでもあるのか、比較的沢山のメールを受け取るのが通例のようですが、それは殿方に需要のある妙齢の乙女だけの特別イベントであって、腐敗臭を漂わせた私は対象外だと思っていました。疑いもなく、婚活サイト入会ありがとうメールを受信したのだと思った私は、特に何も考えもせずメールをチェックし…

殿方から、メール、きてました。

ラブレター、受け取ってしまいました。それも、11通。恥ずかしながらこの私も、僅かですがルーキーフィーバーの恩恵に預かることができたようです。お金払って得たラブレターとはいえ、ラブレターに変わりはありません。同時に11通のラブレターは、私にとってまさに奇跡です。この殿方達とこれからヒストリーを生み出せると決まったわけでもない、まだ何も始まってもいないのに、私は舞い上がっていました。ほんの一瞬でも、殿方を翻弄する女性の悩みを味わうことができ、喜びを噛み締めていました

しかしこの身の程知らずの喜びは、メールを開いた瞬間にあっけなく散りました。


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