2015年9月11日金曜日

婚活サイトに捧ぐ。その1。


肉の誘いは絶対に断らない後輩のあけみさんから、クチャラーで医者の彼氏がいる身でありながら絶賛婚活中だという報告と、不意打ちの合コンのお誘いを受けてしまいました。

合コンは、出会いを求めて下心全開の破廉恥な男女が繰り広げる、ときめきメモリアル。これまで35年間、乙女ゲームではときめきメモリあっていた経験があるとはいえ、生身の殿方とのメモリアルが皆無な私。あけみさんの突然のお誘いに85kgの巨体は震え、頭の中は淫らな妄想で動揺していました。

公共の場で、破廉恥に貪欲に殿方と絡み合ってもいいものだろうか…。頑丈な鉄のパンツで貞操をガードしている私には、合コンはいかがわしくアダルティーなもの、という不埒なイメージがあり、すぐにはお返事ができませんでした。

けれど、このせっかくの不埒な導きを、投げ出すわけにはいかない。

ここで逃げたら、デブスがすたる。覚悟を決めた私は、あけみさんに「ぜひともこのデブスを、ふしだらにして下さい!」と深々とお願いし、人生初の合コンをセッティングしていただけることに成功しました。私、一生懸命、殿方に三段腹を晒します!

あけみさんに、「とりあえず、いい感じの物件選んできますんで、予定空けといてくださいよ」と頼もしいお言葉をいただきましたが、休日はいつも、乙女ゲームやBLとラブレボリューションする予定くらいしかないので、スケジュール的には全く問題ありませんでした。

旬が過ぎた35歳が、女の花道であるバージンロードを引き寄せるためには、もう何が何でもがむしゃらに動かなければならない。気づくのが遅いとは重々わかっておりますが、今更ながらに悟った私は、合コンを取り付けた勢いで、BL漫画を読んでいる時に必ず広告で邪魔してくる婚活サイトに、登録することを決意しました。

とはいっても、多々ある婚活サイトの中で、一体どの会社が、35歳デブスに夢と奇跡を見せてくれるのか、全然わかりませんでした。一応、一通り広告を拝見させていただきましたが、婚活に無縁で社会の前線にいるようなキラキラリア充男女に、「婚活して、運命の人に出会えました!」と言われても、この日陰のデブスには、全く現実味がありませんでした。それに、某婚活サイトの広告、「俺のスペック需要ある?」を目にし、掲示板のスレッドを真似たような安直さに、胡散臭さも感じました。

迷いに迷いましたが、意を決して飛び込むことにしました。仮に怪しいサイトだとしても、元々底辺を這い蹲っているデブスに今更失うものなど何もありませんし、デブスから巻き上げられるものといえばお金と蓄積した脂肪くらいしかありません。悩んでいる暇があるならとことん貢いで、片っ端から登録している男性全員に、貴重な清純三段腹ショットを見せてやろうと思いました。

こうして、崖っぷちすぎるデブスは、男と女の淫らな集まりな合コンと、巧みな広告で心をざわつかせた婚活サイトで、肉と肉でぶつかり合う覚悟を決めました。


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